シーラント
シーラントとは?
シーラントはフッ素塗布と並んで小児によく行われるむし歯の予防処置です。主に生えて間もない6歳臼歯や奥歯に行います。
6歳臼歯や奥歯は、溝が深く、食べ物が詰まりやすいのに、歯ブラシで完全にきれいにするのが難しい場所で、虫歯になりやすいのです。
そんな歯ブラシがとどきにくい奥歯の溝を、あらかじめフッ素入りの歯科用プラスチックでふさぎ、食べカスや汚れが溝に入らないように虫歯を予防する方法が「シーラント」です。
★フッ素塗布について★ →フッ素塗布
シーラント処置の流れ
①処置をする歯をきれいに掃除します
歯の汚れを機械や歯ブラシで落とします。
汚れが残っているとシーラントの下から虫歯になる可能性がでてきます。
②シーラント剤を歯の溝に流し込みます
歯の溝にシーラント剤を流しこみ、光を照射して固めます。
最後にしっかり固まっているのかチェックして処置は完了になります。
シーラント後は飲み物や食事などしていただいても構いません。